倉庫に違いはあるの?倉庫選びの決め手3選


常温倉庫は換気状況の確認が必要

在庫を主に保管する倉庫は、単に商品を入れておけばよいとは限りません。商品が劣化しないようにするためには、換気状況や常温倉庫であっても極めて高温とならないのかといった点も確認が必要です。なぜなら、外気温と同じ程度を保つためには、常時換気が必要となるので炎天下で高温状態とならないための対策が求められるからです。実際に倉庫へ保管する商品が耐えられる温度がどの範囲にあるのか、事前にしっかり確認しておきましょう。

冷暖房有りの倉庫は外気温との温度差に注意しよう

暑さ寒さに弱いデリケートな製品を保管する倉庫は、冷暖房有りの常温倉庫となります。しかし、年間を通して一定の温度に保たれているとは限らず、10度程度の温度差が季節により生まれてしまうことが珍しくありません。なぜなら、外気温との気温差が大きすぎると倉庫で保管する製品に結露が発生する可能性があるからです。外気温との温度差が結露発生を考慮して決められていれば、長期間の保管だけでなく倉庫からの出し入れを行っても安心できます。

冷蔵冷凍倉庫は温度管理状況をチェック

冷蔵冷凍倉庫は、温度管理状況を外部からもモニタリングできるタイプが望ましいです。なぜなら、設定した温度で常に製品が保たれているのか離れた場所から確認できていれば、異常発生時にすぐに対処できるからです。そして、同じ冷凍倉庫であっても設定可能な温度帯に差があるので、保管したい製品を具体的に何度でどれくらいの期間保管したいのかといった用途から倉庫選びを行う必要があります。このため、冷蔵冷凍倉庫は容量だけでなく温度管理状況まで細かく事前に確認しましょう。

3PLとは「サードパーティー・ロジスティクス」の略で、メーカーをファーストパーティ、小売をセカンドパーティ、物流委託企業をサードパーティとする物流業務の委託形態を意味します。